病院食で糖尿病が悪化・寛解できない大きな原因として『食品交換表』というものがあります。

6つの食品グループに分けた表で糖尿病患者への食事指導の基準となっている表です。

この食品交換表は数値だけを見て、食材の中身をほとんど見ていません。

同じ油なら「添加物たっぷりで酸化している調合油」と「コールドプレスされ酸化度の低い、無

添加のオリーブオイル」も同じ油として交換できます。おかしくないですか？

この章では、病院食で糖尿病が悪化する食品交換表の矛盾点を食材と照らし合わせてお伝えして

いきます。

数値ばかり気にしていて、糖尿病が一向に寛解できない原因が解明されます

糖尿病になった・予防したいからカロリーを減らそう...。

低カロリー食さえ食べていれば...。

今日は1,200カロリーに抑えたからオッケー...。

『カロリー神話』にハマっている人の言葉です。

カロリーを気にすること自体、間違いではありません。しかし、カロリーばかりに意識を向け、

一番大事な食材・食事の中身を見なくなり、糖尿病の寛解できず、本来ならもう飲まなくて良い

はずの薬に頼ってしまうのです。

同じ500カロリーでも「ピザの500カロリー」と「緑黄色野菜の500カロリー」は同じ扱いにな

ります。

この章では、カロリー神話の危険性とカロリー神話から脱去する方法をお話しします。

ちなみに、ストレスは糖尿病を悪化させる原因の一つです。

糖尿病治療でカロリーだけに縛られストレスが溜まり、糖尿病が悪化する。

本末転倒です。

カロリー神話を捨てれば、無理に制限してストレスを溜め込む必要もなくなります。

国は糖尿病の人や予防したい人に対して高い糖尿病食を推奨しています。

糖尿病の人は血糖値の上昇を抑える必要があります。しかし、薬と食事指導を併用している人の

場合は、「薬で血糖値を下げてから、高い糖質食を食べ血糖値を上げる」ナゾなことをやらされ

ています。

そのナゾの原因の一つに国が推奨している、、、

１回の食事で「炭水化物を60％」という数字があります。糖尿病学会は「炭水化物を40％」と数

値を下げているのに...。多くの病院食・食事指導では国の数値を基準にしています。

その原因も食品交換表が関係しています。

この章では、食品交換表を基にすることで、高い糖質食になる原因や食事例についてお話しま

す。

これまで、食をコントロールしてるはずなのに数値が良くならなかった原因や高い糖質食から脱

去する方法を理解できます

食品交換表は数値を重要視し、中身を気にしないので、食べてからの消化・吸収は放ったらかし

です。消化・吸収を考慮しないと血糖値が安定しなくなります。

炭水化物には「単純炭水化物」と「複合炭水化物」がありますが、この２つは吸収スピードが全

然違います。なのに、同じ糖質として分類されています。つまり「さつまいもの糖質」も「あま～

いジュース」も同じ扱いです。

この章では、糖質の違いや糖質を取り入れてからの血糖値の上がり具合の指標なるGL値について

食材を例にしながらお話しします。

数値だけに捉われない、体に入って体がどうなっているのかを知る考え方と知識を得ることがで

きます。

一言に“脂質”と言ってもたくさんあります。しかし、食品交換表は「脂質」でまとめています。

患者さんや家族、予防したい人に脂質の本質を理解してもらおうと思っていません。

【どうして病院食で糖尿病が悪化するのか？】でお話ししましたが、「添加物たっぷりで酸化し

ている調合油」と「コールドプレスされ酸化度の低い、無添加のオリーブオイル」も同じ扱いです。

あなたがそんな矛盾に疑問を抱かないのは、脂質の本質を理解していないからです。

この章では、脂質の本質の基本となる『オメガ３．６．９』の違いについてお話しします。

それぞれの質の違いやメリット・デメリットを知り、個人に合わせた油を選べるようになります。

小麦・油・砂糖を使用しなくても「美味しく、満足、楽しく」食べれる料理があります。

これまで説明した、食品交換表の問題点や矛盾をとっぱらった、

どこにもなかった「本当の糖尿病寛解レシピ」をお伝えします。

この章では、栄養の本質を知り、工夫さえすれば、小麦・油・砂糖を使用しなくても美味しく、

満足、楽しく」食べれるレシピと調理法を知ることができます。

カロリー神話とストレスに縛られず、「美味しく、満足、楽しく」どこにもなかった本当の糖尿病

寛解レシピを手に入れてください。

これまで、約5年間、非薬物療法での認知症改善に携わってきました。

1,300名以上の方を施術するなかで、認知症と思って来院されるなかにも、うつ病だと考えられる方は多く、社会全体でも、うつ病や自殺は大きな問題になっています。より良い世界を子どもたちにつなげたい。そんな想いから、“世の中から自殺を無くす”ミッションを元に、

2020年11月に、　株式会社一歩を設立。

　自殺者数の中に、糖尿病患者も多く、食の見直しは必須であり

糖尿病症状の緩解にも力を入れ、オンラインサポートの糖尿病フードセラピーの運営を2022年開始する。

〒611-0021

京都府宇治市宇治戸ノ内67-8

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