心身ともに健康にいるためには自律神経を整える必要があります。自律神経を整える絶対的な方法は以下のような規則正しい生活習慣です。
「朝6時に起きて、5分間太陽の光を浴びる。決まった時間にバランスの取れた食事を3食。日中30〜40分の運動。ストレスを軽減するための深呼吸を10回を3セット。1.5ℓ以上の水を飲む。決まった時間に就寝。」
しかし、認知症状を認める高齢者がこれを毎日欠かさずできるでしょうか?
できる人は認知症状を認めないでしょうし、そもそも予備軍にすらなっていないと思います。
なので、自律神経を整えることは難しいです。
しかし!!”難題”を解消できるのがリズム運動なんです。
リズム運動は自律神経の司令塔とされている脳に最適な刺激を与えてくれます。
脳にとって最適な刺激とは「できなかった動作ができるようになった時の刺激」です。
体が慣れない動きを繰り返し行うと脳はパニックになります。その時、自律神経は一時的に乱れます。しかし、動きに慣れてくると脳は「体が安定した」と判断し、落ち着いてくるのです。
この脳の落ち着きこそが、『自律神経の安定』なんです!
リズム運動は、自律神経を安定させるために、あえて一旦混乱させ、そこから安定させるという特性があります。
そのため、リズム運動は簡単かつ効果的に自律神経を整える方法です。自律神経が整うと原因がわからない焦りや不安が徐々に解消されていきます。